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野中寺

■場所

大阪府羽曳野市野々上

■札所

西国薬師四十九霊場 第14番/聖徳太子霊跡 第5番/河内六観音霊場 第4番

■由緒

飛鳥時代、聖徳太子の命で蘇我馬子が開基したお寺らしい。飛鳥時代~奈良時代前半には大規模な伽藍が存在していたらしい。 創建当初は法隆寺の七堂伽藍の配置に似た様式で、野中寺様式ともいうべきものがあったらしい。 しかし南北朝時代に兵火で全焼したらしい。一時期は廃寺に近い状況だったが、1661~1673年に再建されたらしい。 叡福寺の『上の太子』、大聖勝軍寺の『下の太子』とともに三太子の1つに数えられ、野中寺は『中の太子』と呼ばれているらしい。

■参拝日

2011年9月18日

■日記

葛井寺に続き、この野中寺も毎月18日が秘仏公開という! そんなこんなで、葛井寺から車で約15分、野中寺に到着! 早速、拝観料を払い、秘仏の弥勒菩薩さんに会いにいってきました! 像高18.5cmの小さな小さな仏像さんでした!結構間近で拝見できるのでナメ回すように観賞してきました。 頭が大きくウエストがキュッとなっていて聖闘士星矢のような服装でどこかしらアニメちっくな仏像さんでした! どこか寂しげで悩ましげな表情が魅惑的です。そんなこんなで、まばたきの回数を少なめにして、しっかり目に焼き付けてきました。 その後、地蔵堂に案内され、古そうなお地蔵さんを拝観してきました。お地蔵さんの前には護摩壇がありました。 護摩 = 不動明王っていうイメージがありましたが、お地蔵さんのパターンもあるんですね! その他、僧房やデッカい古墳石棺、お染久松のお墓などなど、見所満載のお寺でした! ちなみに野中寺と書いて『やちゅうじ』と読みます。

■ご朱印■

ご朱印

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■仁王門■


到着!

■仁王門■


仁王さん 吽形

■仁王門■


仁王さん 阿形

■仁王門■


こんな貼り紙が…
猫捨てちゃダメよ

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■仁王門■


仁王門をくぐると

■参道■


■手水舎■


■鐘楼■


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■本堂■


1624~1673年建立

■地蔵堂■


国重文の地蔵菩薩立像が
安置されてました

■僧房■


江戸時代中期建立

■経蔵■


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■井戸■


■さざんか■


樹齢400年以上

■方丈■


1732年建立

■方丈■


桐紋の漆喰がステキ

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■金堂跡■


礎石

■塔跡■


創建当時、金堂と塔は
向き合って建っていたらしい
非常に珍しい伽藍形式

■塔跡■


心礎をよく見てみると

■塔跡■


亀の顔が彫られてます

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ヒチンジョ池西古墳石棺


飛鳥時代~奈良時代のもの

ヒチンジョ池西古墳石棺


相当デカかったです

■お染・久松の墓所■


お染&久松は
歌舞伎・浄瑠璃の演目
お染久松の主人公らしい

■方丈■


これ欲しい!

日記の画像

弥勒菩薩半跏思惟像


666年作 国重文
像高18.5cm
~画像はポストカードより~