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永平寺

■場所

福井県吉田郡永平寺町志比

■由緒

1244年、日本曹洞宗の開祖・道元禅師が越前国に建立した大佛寺がこのお寺の始まりらしい。 1246年、寺名を永平寺に改称したらしい。 寺名の由来は、中国に初めて仏法が伝来した時の元号『永平』からとったもので、『永久の和平』という意味があるらしい。 1372年、後円融天皇より日本曹洞第一道場の勅額・綸旨を受けたらしい。 1539年、後奈良天皇より日本曹洞第一出世道場の綸旨を受けたらしい。 1591年、後陽成天皇より日本曹洞の本寺並びに出世道場の綸旨を受けたらしい。 1615年、總持寺と並び日本曹洞宗の大本山となったらしい。

■参拝日

2017年9月24日

■日記

禅の里、曹洞宗の大本山・永平寺に到着!お寺に入ると、雲水さんがいくつかのルールを説明をしてくれました。 雲水さんを撮影しないこと、回廊&お堂からハミ出てはいけないこと、左側通行などなど。 境内には俗世とオサラバした約200人の雲水さん(修行僧)がガチ修行をしているという。 なもんだから回廊などあちこちで雲水さんが無言で足音ひとつたてず歩いておられる。 回廊の写真を撮りたいのだけど、あちこちから雲水さんが現れるのでその度、カメラを下げる。 雲水さんがいないチャンスタイムが到来するも、再び角から雲水さんがジャジャーンと現れる。 境内のあちこちからパックマン的に雲水さんが現れるのでなかなか写真が撮れないという!そんなこんなで、隙を狙って1瞬で撮影! 成功した時の喜びと満足度とクリア感は計り知れない。 約200人の雲水さんがいるっていうウワサは伊達じゃない。 雲水さんに出会ったらゲームオーバー・・・次第にゲーム感覚に陥る・・・なんなんだろう・・・ なんだかパックマンというよりバイオハザードをしている気分になってくる。 なんか楽しいぞ。こんな楽しい状況の中で静粛な参拝をする辛さ・・・これはこれで修行なのかも知れない。 そういえばある雲水さんとお話しをする機会があったんだけど、雲水さんいわく『もう携帯電話の使い方を忘れました』とのこと! いかにここが厳しい世界か・・・その言葉だけで察してしまいました。 インターネッツにドップリ浸かっちゃってる私は、この世界では生きていけなさそう。修行初日から、座禅なう!とかツイートしそうで。

■公式ホームページ

曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET >>

■ご朱印■

ご朱印

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■境内入口■


到着!
日本曹洞宗の大本山

■境内入口■


曹洞宗には
2つの大本山があり
1つは永平寺
もう1つは横浜市の總持寺

■参道■


禅の里&出家参禅の道場

■境内図■


むちゃくちゃたくさんの
堂宇が建ち並んでます
さすが大本山

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■通用門■


この通用門が
拝観入口となります

■吉祥閣■


そんなこんなで自動券売機で
チケットを購入して
拝観スタート

■吉祥閣■


まずこの広間で雲水さんから
拝観のルール説明を受けます

■吉祥閣■


雲水さんを撮影しない事
回廊&お堂からハミ出ない事
左側通行など
そんなこんなで
差し支えアリ気味だけど
脱帽して参拝してきました

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■傘松閣■


まずは拝観順路に従って
傘松閣という
近代的でデッカい建物内を
通過します

■傘松閣■


222畳敷きの大広間
圧巻です
いきなりかましてきます!

■傘松閣■


天井には
144名の画家によって
描かれた天井画

■傘松閣■


そんなこんなで
先に進むと

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■回廊■


七堂伽藍に到着!
ほとんどのお堂は
回廊で繋がってます

■回廊■


回廊&お堂から
ハミ出てはいけないという
ルールがあるので
全て回廊&堂内からの
拝観&撮影となります

■回廊■


かなり頻繁に雲水さんが
行き来するので
思うように撮影できません
あまりに頻繁過ぎるので
隙を狙って1瞬で撮影をする
逆に撮影するのが
楽しくなってきます!

■回廊■


雲水さんが写ってないので
雲水さんが行き来する
この独特な空間を伝える事が
できないのが残念
今まで巡ってきた
どのお寺よりも
お寺らしいお寺でした!

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■山門■


1749年建立

■山門■


永平寺最古の建物

■山門■


回廊から望む

■山門■


座禅中・・・
数分間、瞑想してみる
もちろん迷走

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■山門■


楼上には釈迦如来さん
五百羅漢さんなどが
安置されてるらしい

■山門■


1層部には
四天王さんを安置
左 → 多聞天さん
右 → 持国天さん

■山門■


左 → 増長天さん
右 → 広目天さん

■山門■


ハメ込み式の床
多分、昔は土足で
OKだったんでしょう

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■鐘楼■


山門から望む

■中雀門■


1852年建立

■中雀門■


山門と仏殿の間に
建ってます

■境内の風景■


左 → 僧堂
中 → 法堂
右 → 仏殿

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■僧堂■


1902年建立
坐禅修行の為のお堂

■僧堂■


なんと雲水さんは
この畳一畳分のスペースで
睡眠&坐禅&食事を
するんだとっ!

■僧堂■


曹洞宗は
壁に向かって座禅をします
座禅をする事に
目的も意味も求めず
ただただ黙々と!
運良く座禅タイムの時に
僧堂前を通りました
曹洞宗スタイルの
ガチ座禅が拝見できたので
えらく感動しました

■僧堂■


僧堂前にて座禅中・・・
手合わせちゃってるし!
これは座禅じゃなく
法事スタイル!

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■仏殿■


1902年建立
古来の禅宗では
伽藍の配置を人体に合わせ
頭を法堂、心臓を仏殿
左手を庫院、右手を僧堂
腰を山門、左足を浴室
右足を東司としたらしい

■仏殿■


そんなこんなで
伽藍の心臓部である
仏殿に到着!

■仏殿■


ご本尊は釈迦如来
弥勒仏、阿弥陀如来
過去、現在、未来を表す三世仏

■仏殿■


その他、禅宗初祖の達磨像
道元の師・如浄禅師像
などを安置
それにしても、巨大なリン!

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■法堂■


1843年建立
本日は法堂内にて
永平寺20世、鳳仙寺3世の
大圓門鶴大和尚・400回忌
の法要が行われてました

■法堂■


そんなこんなで、法要を見学
大勢のお坊さんが
読経しながら
グルグル回ってました
なんかスゲー!

■承陽殿■


1881年建立
日本曹洞宗の開祖
道元禅師の廟

■瑞雲閣■


大庫院の一部で
大庫院の2階部分らしい

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■大庫院■


1930年建立

■大庫院■


地上3階 地下1階の
巨大木造建築
台所&事務所の役割を
果たす建物らしい

■大庫院■


巨大なすりこぎ
長さ 約4m

■大庫院■


なんとっ、建築当時からある
エレベーターが
現存してるという!
稼動中の
エレベーターとしては
日本最古らしい!

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■東司■


曹洞宗では
便所の事を東司といい
七堂伽藍の1つとなっています
僧堂、浴室、東司は
三黙道場といい
用を足すのも修行の1つで
私語禁止なんだとっ!

■納経塔■


ステキです

■廊下■


磨き上げられた
ピカピカの廊下

■オリジナル瓦■


大本山の本?

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■境内の風景■


法堂前から望む

■境内の風景■


回廊から法堂を望む

■境内の風景■


祠堂殿や
舎利殿などを望む

■境内の風景■


ステキです

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■ふれ愛観音■


西村公朝作
久々にふれあいました!

■一葉観音■


中国から船で帰国中
大シケに襲われた
道元禅師を守護した仏さん

■参道■


気が付けば夕方に・・・
誰もいない

■表参道■


お店も閉まっていた
お土産買えない・・・