岡山県瀬戸内市牛窓町千手
山陽花の寺 第15番
662年に創建された弘法寺の塔頭らしい。1758年の記録では15院3坊の塔頭があったと記されているらしい。 しかし、現在は2院しか残ってないらしい。 そのうちの1つが遍明院らしい。 寺宝として、五智如来坐像(国重文)、絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図(国重文)、大薙刀(国重文)などがあるらしい。
2010年2月27日
弘法寺の塔頭であります、遍明院に到着! 弘法寺は廃寺でありましたが、遍明院は新しいお堂が建つ綺麗なお寺でした。 ご住職さんに案内されて本堂内にて参拝。線香の香りが心地よい堂内で不動明王さんとまどろんでました。 そして、ご朱印を頂く為に庫裏へ。 ご朱印を書いてくれたお婆ちゃんに『なぜ弘法寺は廃寺に・・・』ってな感じの質問をしてみました。 するとお婆ちゃんは、あの日の恐怖体験をリアルにお話してくれました。 あの日の恐怖体験・・・それは35年前の年末、遍明院の裏山に建つ弘法寺境内にて、枯れ草を燃やしていた。 その時、お婆ちゃんは楽しくお餅つきをしていた。 すると、ちょっと目を離したうちに燃やしていた枯れ草が本堂に引火して、瞬く間に大火事になった。 そして、火の粉は空を舞い、遍明院の隣にあった子院に引火。そしてその子院も全焼。 消火活動を終えた頃、家に帰ったらお餅がカッチカチになっていたらしい。 そんなお話を神妙な顔で悲しく話してくれました。 そして、一通り火事のお話が終わった後、あれこれいろんな質問をしていたら 『あなたはもしかして研究者の方?』と言われました。 研究者もなにも・・・ただの高卒サラリーマンです。万年平社員の。 そんなこんなで、一瞬でも研究者だと思われた事が嬉しかったですっっっ!!!
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■境内入口■
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■手水鉢■ |
■本堂■
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■弘法大師像■
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■客殿■
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■庫裏■
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