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清涼寺

■場所

京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町

■札所

京都十三仏霊場 第2番

■由緒

もともとこの地には、嵯峨天皇の皇子・源融の別荘があった場所らしい。 896年、源融の没後、源融の子息が阿弥陀三尊像を作り、阿弥陀堂を建立し、棲霞寺と号したのがこのお寺の始まりらしい。 985年、東大寺出身の僧・奝然が中国・宋に渡り、現地の仏師に命じて1体の釈迦如来像を摸刻させたらしい。 987年、日本に帰国した奝然は、京都の愛宕山を中国の五台山に見立て、愛宕山麓に釈迦如来像を安置するお寺を建立しようとしたらしい。 しかし、その願いを達しないまま1016年に奝然は没したらしい。その後、奝然の遺志を継いだ弟子・盛算が、棲霞寺の境内に建立したのが五台山・清凉寺らしい。 国宝・釈迦如来像は、インド→中国→日本と伝来したことから三国伝来の釈迦像と呼ばれているらしい。 中世頃からは、この釈迦如来像は模刻像ではなくインドから将来された栴檀釈迦像そのものであると信じられるようになったらしい。 こうした信仰を受け、1700年より釈迦如来像は、江戸など日本各地へ出開帳が始まったらしい。 また、徳川綱吉の母・桂昌院の発願で、伽藍の復興が行われたらしい。

■参拝日

2013年5月25日

■日記

本日は、嫁さん達のお気に入りバンドのライブが大阪であるらしい。って事で、大阪まで嫁さん達を連れて行きます。 連れて行きますというより、自ら志願して嫁さん達を連れて行きます!普通の週末に関西に行けるチャンスなんてそうそうないから、自らノリノリで志願! 歩く車マン38歳、こんなビッグチャンスを逃すような男じゃないぜよ! そんなこんなで、ネットでイロイロ調べてみると、5月末まで清涼寺の霊宝館が特別公開されているという情報をゲット!迷わず行くでしょ! 歩く車マン38歳、こんなビッグチャンスを逃すような男じゃないぜよ!って事で、夜な夜な高速を走って清涼寺に到着! 清涼寺といえば、国宝の清凉寺式釈迦像。今まで数々の清凉寺式の模刻を拝見してきましたが、本日はとうとうボスを拝めるという事でテンションMaxell! しかも霊宝館・特別公開期間中は、本堂の拝観料のみで清凉寺式釈迦像を拝観できるという!ラッキー。 ちなみに霊宝館・特別公開期間以外の日は、本堂の拝観料とは別に1000円を納めなければ清凉寺式釈迦像を拝観する事ができないらしい・・・1000円、破格! そんなこんなで、国宝・釈迦如来像を拝観してきました!一目でジャパン製じゃない事がわかる独特のオーラを放つお姿。 このページを作るにあたり、いろいろなサイトで清涼寺の事を調べてみたのですが、釈迦如来さんの事をエキゾチックと表現しているサイトをたくさん見かけます。 エキゾチックという文字を見ると、どうしてもひろみGOのエキゾチックジャパ~ン♪が頭の中で流れてしまうお年頃。 今もしつこいくらいに脳内でひろみGOがリピートされてます!私的には、この釈迦如来さんはエキゾチックというよりエロチック。 レースっぽい衣を着て身体が透けて見えそうな感じがとてもセクシーでエロチック。この釈迦如来さん、別名『生身の釈迦如来』と呼ばれているらしい。 生身って言葉もエロチック!そんなこんなで、お腹イッパイになるまで釈迦如来像を拝観した後、霊宝館にて国宝・阿弥陀三尊像を拝観。 比較的大きな宝物館なので、奥の方に国宝さんがおられるのだろうと思っていたら、いきなり入口にドドドーンとおられました! 出し惜しみしないその心意気に感動もひとしお!この阿弥陀さん、源融(光源氏)をモデルとしているだけあって、かなりの男前です! そんなこんなで、国宝・阿弥陀三尊像の他に、釈迦如来像の胎内に納められていた国宝・五臓六腑(絹製の内臓の模型)や、たくさんの仏像さんを拝観してきました。 あと、プチ写経で誤字だらけになってしまった事が良い想い出となりました。 本日1寺目の参拝にして、もうすでに満腹感がハンパない!このまま帰宅しても後悔がないくらいの満腹感でした!

■ご朱印■

ご朱印

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■仁王門■


到着!

■仁王門■


1783年建立

■仁王門■


ステキです

■仁王門■


木鼻

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■仁王門■


仁王さん 吽形

■仁王門■


仁王さん 吽形
血管がウニョウニョ

■仁王門■


仁王さん 阿形

■仁王門■


仁王門をくぐると

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■手水舎■


■手水舎■


カラスが喉を潤していたので
しばしカラス観賞

■手水舎■


流しソーメン形式の手水鉢

■鐘楼■


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■本堂(釈迦堂)■


1701年再建

■本堂(釈迦堂)■


国宝・三国伝来の釈迦像が
安置されてます

■本堂(釈迦堂)■


デッカいお堂でした

■本堂(釈迦堂)■


整列した尾垂木が
気持ちいい

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■方丈へ続く回廊■


本堂裏から
方丈へ続く回廊

■方丈へ続く回廊■


ステキです

■方丈へ続く回廊■


お庭を見ながら回廊を歩く

■方丈へ続く回廊■


ステキです

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■弁天堂■


方丈へ続く回廊から望む

■弁天堂■


ステキです

■弁天堂■


屋根の先っちょ

■方丈へ続く回廊■


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■方丈庭園■


机の上に
旅の思い出帳がありました

■方丈庭園■


って事で
旅の思い出を書く事に

■方丈庭園■


小堀遠州作の庭園を
眺めながら記帳

■方丈庭園■


何も思いつかない!
煮詰まった文豪

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■方丈■


志納で
ミニ写経が体験できます

■方丈■


って事でチャレンジ

■方丈■


そして誤字
家族が家旅になる

■方丈■


訂正して再びチャレンジ
そしてまた誤字
泣きたくなる

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■多宝塔■


1702年建立

■多宝塔■


1階が瓦葺き屋根で
2階が銅葺屋根

■薬師寺■


境内には薬師寺という
別のお寺があります

■阿弥陀堂■


1863年再建
現在、霊宝館に安置されている
国宝・阿弥陀三尊像を
安置していたお堂らしい

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■一切経蔵■


■一切経蔵■


お堂の正面に
傅大士父子像を安置
堂内には輪蔵と
四天王像がおられます

■一切経蔵■


傅大士父子像

■一切経蔵■


ピース

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■弥勒多宝石仏■


鎌倉時代前期作
こっち側には弥勒さんが
彫られていて

■弥勒多宝石仏■


その裏側には多宝塔が
彫られているという
とっても珍すぃ石仏

■弥勒多宝石仏■


真横から撮影
左側 → 弥勒さん
右側 → 多宝塔

■源昇の墓■


源昇は源融の次男

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■源昇は源融の次男■


源融は光源氏のモデル

嵯峨天皇・檀林皇后宝塔


手前の宝篋印塔が嵯峨天皇
奥の塔が檀林皇后

■愛宕権現社■


■豊臣秀頼の首塚■


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■霊宝館■


国宝・阿弥陀三尊坐像
などの仏像や
国宝・五臓六腑などを
拝観できます

■霊宝館■


公開期間は
4月1日~5月31日と
10月1日~11月30日

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三国伝来釈迦如来立像


985年作 国宝
像高160cm
~画像はポストカードより~

■阿弥陀三尊坐像■


896年作 国宝
~画像はポストカードより~

■普賢菩薩騎象像■


国重文
~画像はポストカードより~

■兜跋毘沙門天立像■


国重文
~画像はポストカードより~

日記の画像

■五臓六腑■


国宝
釈迦像の胎内から
発見された絹製の内臓の模型
~画像はパンフレットより~