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正圓寺

■場所

大阪府大阪市阿倍野区松虫通

■札所

摂津国八十八ヶ所 第32番/おおさか十三仏霊場 第2番

■由緒

939年、光道和尚が開基したお寺らしい。 創建当時は安倍寺の一院・明承院として、現在地より東に約500m離れた所にあったらしい。 1615年、元和の役で焼失したらしい。 1688~1703年、現在地に移転し、正圓寺と改称したらしい。 ご本尊の大聖歓喜双身天王は日本最大の聖天像で秘仏らしい。 1989~2002年まで、大相撲・春場所の際、鳴戸部屋(現・田子の浦部屋)の宿舎となっていたらしい。

■参拝日

2019年3月21日

■日記

第48回・青春18切符の旅。本日は大阪市の阿倍野区あたりをプラプラすることにしました。 まず最初に訪れたのは大阪5低山の1つ、標高14メートルの聖天山・山頂に位置する正圓寺。 本気を出せば1分以内で登頂できそうだが、やはりここは歩く車マン・・・遅い。いちいち立ち止まりいちいち写真を撮りいちいち喋りたがる。 皿に盛られた14メートルのご馳走をひと粒残らず食い尽くそうとするこの性分・・・正直しんどい。 そんなこんなで、登山開始から15分後、山頂ならびに本堂前に到着。 堂内には日本最大の大聖歓喜双身天王像が安置されてるというが残念ながら秘仏のため拝見できず。 またや、またやまたやまたや・・・お寺巡りを始めて10年経つけどいまだに歓喜天さんを拝見した事がない。 果たしていつかお会いできる日は来るのだろうか。 もしその時が来たら、嬉しさのあまり抱きついてしまい3Pしちゃうかも知れません・・・とかいちいち妄想してしまうから長い。 この性分、正直しんどい。

■ご朱印■

ご朱印

摂津国八十八ヶ所

  • 摂津国八十八ヶ所
  • おおさか十三仏霊場
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■聖天山■


到着!
正圓寺は標高14mの
聖天山・山頂にあるとのこと

■聖天山■


ちなみに聖天山は
天保山、御勝山、荼臼山
帝塚山と共に大阪五低山の1つ

■鳥居①■


聖天さんといえば鳥居
そう神仏習合のお寺です
そんなこんなで
聖天山・山頂に向けて登山開始

■山門■


真言宗のお寺です

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■十一面観音と多聞天■


山門前には石仏さん達

左 → 十一面観音さん
右 → 多聞天さん
1848~1854年作

■増長天■


増長天さん
1848~1854年作

■一願不動明王■


1803年作
一願不動明王の背後には
壁に埋まった不動明王さん

■山門■


そんなこんなで
山門をくぐると

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■手水舎と鐘楼■


左 → 手水舎
右 → 鐘楼

■鳥居②■


1866年建立

■狛犬①■


1914年作
子取り型の狛犬

■狛犬②■


玉取り型の狛犬

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■本堂■


ご本尊は大聖歓喜双身天王
慈覚大師作の歓喜天を
胎内に納めた
日本最大の聖天像らしい

■本堂■


しかしまたしても
秘仏のため拝見できず
こんなに巡っているのに
まだ1度も歓喜天さんを
拝見した事がないという

■本堂■


蟇股

■本堂■


そんなこんなで標高14mの
聖天山・山頂に到着!
長かった~!

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■釈迦堂■


おおさか十三仏霊場
第2番札所

■釈迦堂■


釈迦堂の前にはマニ車
筒の中にお経が入っており
回転させた数だけ
経を唱えた事になる
便利アイテム
大阪のお寺さんはマニ車が多い

■稲荷社■


宇迦之御魂神を祀る
釈迦堂の隣りに鎮座

■不動堂■


毘沙門天さん、不動明王さん
虚空蔵菩薩さんが
安置されてました

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■大師堂■


大師堂と地蔵堂が合体したお堂
右3/4が大師堂
左1/4が地蔵堂

■大師堂■


左 → 増長天さん
中 → 弘法大師さん
右 → 深沙大将さん

■大師堂■


増長天さん

■大師堂■


ご存知、深沙大将さんは
沙悟浄のモデルとなった
お方です

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■大師堂■


びんずるさんをナデナデ

■大師堂■


なぜか大師堂には
アンモナイトの化石が!
ずっと見てるとな~んとなく
歓喜天さんに見えてきました
って事で一応、手を合わす

■地蔵堂■


それぞれ違う作風の
お地蔵さんが6体
安置されてました

■初辰さん■


参道途中に鎮座

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■境内の風景■


左から地蔵堂、手水舎、桜の木、山門、鐘楼、大師堂、本堂、納経所
その他、釈迦堂、不動堂、庫裏、宝篋印塔、石仏などがあり
狭い境内にお堂がギッシリと詰まったお寺さんでした
私たち以外参拝者がいなくて無音だったけど、何だかゴチャゴチャしてて賑やかなお寺さんでした
ちなみに2018年9月の台風の影響でブルーシートの屋根が。。。
1日でも早い復興をお祈り申し上げます

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■地蔵さん①■


ぼけ封じ地蔵さん
OKサインと宝珠といえば
矢田地蔵さん・・・
でも坐像だから違うか

■地蔵さん②■


どことなくフォルムが
矢田地蔵さんに似てるなぁ
と思ったけど
錫杖を持つポーズなので違うか

■地蔵さん③■


なんと定印のお地蔵さん!
これは珍すぃ

■地蔵さん④■


前掛けから錫杖が出てるので
こちらはスタンダードな
お地蔵さん

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■オリジナル瓦■


聖天さんのトレードマーク
である大根

■絵馬■


聖天さんのトレードマーク
である巾着袋

■鳥居③■


1799年建立

■たこ焼き■


早速、休憩

ひと足のばして
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■天下茶屋駅■


西成区の中でも
比較的治安がいいエリア
(当社比)

■天下茶屋駅■


今話題のサカイマッスルと
ワールドティーハウス

■天下茶屋駅前商店街■


ザ✩昭和な商店街
私の中の昭和遺産に認定

天下茶屋の町並み


何だかんだ
昭和が1番落ち着く

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天下茶屋の町並み


正圓寺近くの町並み
ステキです

天下茶屋の町並み


この地区の定番アイテム
激安自販機

天下茶屋の町並み


どっかで
見た事あるポーズだなぁと
思ったら・・・

天下茶屋の町並み


ジャクソンさんのポーズ!

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■天下茶屋跡■


天下茶屋という地名の
由来となった場所

■天下茶屋跡■


豊臣秀吉が
住吉大社や堺に行く途中
紀州街道沿いにあった屋敷で
茶会を催したことから
天下茶屋と名付けられました

■天下茶屋跡■


江戸時代には
紀州藩主など各国の大名も
宿泊したらしい
住吉行幸の際、明治天皇も
ここで休憩したんだと

■天下茶屋跡■


しかし残念なことに
1945年の大阪大空襲で焼失
現在は土蔵が残るのみ

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■松虫塚■


正圓寺で参拝後
松虫通を歩いていたら発見
榎は樹齢 約800年

■松虫塚■


伝説①
2人の親友が夜道を歩いていた時
松虫の音に聞き惚れた1人が
草むらに入りそのまま
死んでしまったらしい
残った友が泣く泣く
この地に埋葬した

■松虫塚■


伝説②
後鳥羽天皇の寵愛を受けた
白拍子・松虫&鈴虫姉妹が
隠れ住んだ場所

伝説③
琴の名手だった美女が
琴の音が松虫の自然の音には
及ばないと嘆き琴を捨てた

■松虫塚■


伝説④
この地に住んでいた
次郎右衛門が松虫の音を愛した
・・・④がショボ過ぎる
個人的には②であって欲しい

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■あべのハルカス■


阿倍野区のランドマーク的
存在の超高層ビル

■あべのハルカス■


2014年建立
高さ 300m
日本一高いビル