■場所

奈良県葛城市當麻

■札所

新西国三十三ヶ所　第１１番／西山国師霊場　第１４番／法然上人二十五霊場　第１４番など

■由緒

６１２年、用明天皇の第３皇子・麻呂子王が河内国に建てた万法蔵院が始まりらしい。 その後、現在地に移転したらしい。６８１年、弥勒仏を本尊として金堂が創建され、以後、講堂・千手堂(現・曼荼羅堂)・東西両塔などの諸堂宇と、 中院(現・中之坊)をはじめとする塔頭寺院が順次完成していったらしい。 創建当時は三論宗を奉じる学問寺院だったが、８２３年に空海が参籠してから真言宗となり、 當麻曼荼羅を中心として修法・観想・祈祷などの仏道実践を重んじる密教寺院に転化したらしい。 この當麻曼荼羅は中将姫が一夜で織りなした伝説とともに全国的に広まり、多くの参詣者を迎えて浄土信仰の霊場として栄えたらしい。 この浄土信仰の高まりによって、後に浄土宗が参入する契機となったらしい。この結果、現在は真言宗と浄土宗の併立となっているらしい。 平安時代後期、興福寺の末寺となったため、１１８０年の平家の南都攻めの際に標的となり、金堂が大破、講堂は焼失してしまったらしい。 鎌倉時代、源頼朝が再興したらしい。奈良時代～平安時代初期建立の２基の三重塔があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても有名らしい。

■参拝日

２０１２年４月３０日

■日記

本日は當麻寺でぼたん祭りがあるとの事なので、駐車場付近は大渋滞をおこしておりました！ しかし、本日は１１時半から２時間ほど所用があるので、渋滞に巻き込まれてる場合じゃないのです。 しかし私のカーのナビは渋滞を察知したからなのか、それともたまたまなのか、駐車場とは別の方向へ案内してくれました！ 辿り着いた先は住民が敷地内を駐車場として解放してくれているタイプの臨時駐車場的な所。 奈良の大寺院付近は、こういうパターンの駐車場がよくあるので本当に助かりまっす！ そんなこんなで、渋滞に巻き込まれる事なく當麻寺に到着！国宝＆国重文の建造物が建ち並ぶ大寺院でした。 奈良＆平安時代に創建された２つの三重塔が現存する日本で唯一のお寺らしいです。 本堂内に安置された国宝・當麻曼荼羅に感動し、厨子に感動しました。厨子を見て鳥肌が立ったのは初めてかもしれまへん！ あと弘法大師さんが『いろは歌』を作ったとされるお部屋にも感動しました。 そんなこんなで、恐れ多くも弘法大師さんが座ったと思われるお部屋に私も座ってみる。そしてそのお部屋から當麻曼荼羅を拝む。 きっと今、大師さんが見たのと同じ風景を見てる・・・めっちゃ浪漫じゃん！その後、講堂に行ってきました。講堂内にて仏像観賞。 いやはやどれもこれもレベルが高い、鳥肌肌鳥！その後、金堂へ。もうねぇ、笑っちゃうくらいスゲーオーラの弥勒仏さんと四天王さんがおられました！ もうねぇ、弥勒仏さんと四天王さんが放つ緊張感が凄まじかったです！レベル高けぇ～。その後、宝物館を拝観。奥の院にてぼたん観賞。 いかん！１１時半がせまってきておる！本来なら塔頭を巡る予定でしたが、もう時間が無理！リームー！ 今回果たせなかった塔頭巡りはまたの機会にっ！いざさらばじゃっ！にしてもタイマ寺・・・勝新的で大周的な名前でシビれちゃいます！

■公式ホームページ

當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 －奈良県 葛城市－ >>