京都府京都市中京区新京極通蛸薬師上る東側町
京都十二薬師霊場 第12番/京の通称寺霊場 第18番
1181年、室町の林秀の夢にて『伝教大師が、私の姿を彫った石仏を比叡山に埋めているので持ち帰るがよい』というお告げがあったらしい。 そんなこんなで、伝教大師作の薬師如来を安置し、永福寺と名付けたのがこのお寺の始まりらしい。 その後、このお寺の僧・善光の母が病に倒れた時、母が『大好物であるタコを食べれば治るかも?』的な事を言ったので、 僧・善光はやむ得ずタコを購入したらしい。それを見ていた人が『仏門の身でありながら何事か!』と責め、タコの箱を開けさせられたらしい。 そんなこんなで、僧・善光は日頃信仰する薬師如来に祈念すると、箱の中のタコが薬師経に変身したらしい。 この光景を見た人々は合掌すると、この薬師経が再びタコになり、門前にあった池に入り、瑠璃光を放って母を照らし、病気が回復したらしい。 そんなこんなで、蛸薬師堂と呼ばれるようになったらしい。ちなみにこのお寺の正式名称は永福寺というらしい。 蛸薬師堂永福寺は、昔より寺内に1歩踏み入れただけで、蛸薬師如来さんのご加護があると言われているらしい。
2015年10月4日
早朝。いつも異常に賑やかな新京極通りが閑散としてる。チャリの人、徒歩の人、みんなスローリー。 大体の人がソロ活動で、笑顔も会話もなく、みんなスローリー。いつも見ている新京極通りが違う顔を見せる早朝。そんな光景がとても新鮮でとても楽しい。 そんな中、1人早歩きで時間に追われる私。浮いてる、めちゃめちゃ浮いてる!そんなこんなで、蛸薬師堂に到着! 名前のインパクトからしてとても私好み。 とっても小さな境内ですが、なで薬師という木彫りのタコがあったり、自由に絵&字が書けるホワイトボードがあったり、それなりに楽しめるお寺でした! ご朱印も4種類あったので、ニコニコしながらの参拝となりました。
ひと足のばして |