岡山県小田郡矢掛町矢掛
中国楽寿観音霊場 第8番/備中霊場 第96番
1533年、法印精良上人が開山したお寺らしい。1692年、現在地に移転したらしい。 1812年、大火で本堂を焼失したが、弘法大師自作28体の1つとされる大師像は自ら本堂を抜け出して難を逃れたらしい。 その夜、眼に火傷を負った僧侶が高梁の薬問屋に薬を求めて現われ、礼を言うやいなや姿を消すという出来事があったらしい。 その後、あの僧侶はお大師様だったことを知り、その話が世間に広まって、眼の病気にご利益があるお寺として有名になったらしい。 明治時代中期から大正元年まで矢掛村役場として使用されていたらしい。
2018年1月13日
本日は福山に用事があったので、用事ついでに矢掛をブラリしてきました。それにしても久々の矢掛。約8年半ぶりという。 岡山に住んでた時期は、矢掛出身の職場仲間とよくバス釣り&ホタル観賞をしてたなぁ。結局、1度もホタルに遭遇できなかったけど! 町を歩いてると引き出しの奥の角の隙間に追いやられたホコリの様な思い出が蘇ってきて楽しいです!たった2年間だけの思い出だけど。 そんなこんなで、旧山陽道の宿場町の町並みが残る素敵ストリートからちょっと脇道に入ったとこに位置する、多聞寺に到着! 到着後、真っ先に目に飛び込んでくるのは怪しげなカラーで脳を刺激してくる昭和モダンな鐘楼! ちょっとお寺を巡り過ぎてしまったせいか、最近はこういうのがとても新鮮で魅力的に感じてしまいます。 絶対的に平成のセンスじゃないところに、ものすごく価値があるんじゃないかと思っているんです。 木造建築の横にこれを造ってしまった人のセンス。 絶対に調和するわけない事くらい造る前からわかってたはずなのに、あえて造っちゃった攻めのセンス。 そんなこんなで、鐘楼の前にて勝手な想像と品評会をして楽しんでました。勝手ながら昭和遺産に認定!お寺巡りって楽しいです。
ひと足のばして |