和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮
313~399年、天竺(インド)から熊野の海岸に漂着した裸形上人が開基したお寺らしい。 補陀洛渡海の出発地として有名なお寺らしい。 補陀洛渡海とは、平安時代から江戸時代にかけて行われた宗教儀式で、 観音浄土である補陀洛山を目指して操縦機能が一切ない船で沈むまで漂流し続ける捨身行&葬送の航海らしい。 時には108個の石を身体に巻き付けて、生還を防止していたらしい。 この地では、868年から1722年の間に20回ほど補陀洛渡海が実施されたらしい。
2014年8月13日
近辺の地図を見ていると、補陀洛山寺というメチャ魅力的な名前のお寺を発見。 そんなこんなで、補陀洛山寺に到着!その昔は大伽藍を有する大寺院だったらしい。現在は小さな小さな境内。 どうやら補陀落渡海で有名なお寺らしく、境内には渡海船の模型が展示されてました。 この渡海船、船上の四方にデッカい鳥居が立ってるという。動く神社というか旅する神社というか、何だか漫画の世界で登場しそうなカッコいい船でした。 ちなみにこの船、操縦機能は一切なく、沈むまで漂流し続ける捨身行&葬送の船らしい。昔の人の考えというか発想って、ほんと面白い。