■場所

奈良県奈良市法華寺北町

■由緒

７３１年、光明皇后の発願により創建されたお寺らしい。 もともとこの地は、藤原不比等の邸宅があった場所で、藤原不比等の死後、娘の光明皇后が創建した法華寺の東北の隅にあったことから 隅寺と呼ばれていたらしい。 平安時代、都が平安京に移ると、平城京とともに海龍王寺も衰退していったらしい。 鎌倉時代、真言律宗の宗祖・叡尊が伽藍の大修理を行い、戒律の道場や勉学所として栄えたらしい。 室町時代、応仁の乱により打ち壊しや略奪の被害を受け、再び衰退していったらしい。 江戸時代に復興したが、明治時代以降、荒廃が進み、無住の時期が続いたらしい。 １９５３年、住職が着任し、堂宇の修理、境内の整備が行われ、現在に至るらしい。

■参拝日

２０１０年３月２１日

■日記

法華寺から自転車で１～２分、海龍王寺に到着！ ボロボロの土塀とボッサボサの境内に胸キュン！ ここまで徹底的にボロボロボッサボサになってると、逆にキモチいいです！ むしろこういうお寺が大好きです！ 境内では数名の造園業者さんが草刈りをしてました。 そして、トラックの荷台には、刈られた草がコテ盛り。 あんなに刈ってもこの有り様かっ・・・一体全体、刈る前はどんな状態だったのだろうか？ そんなこんなで、奈良のサファリランドと勝手に命名。

■公式ホームページ

眞言律宗 海龍王寺 >>