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満舟寺

■場所

広島県呉市豊町御手洗

■由緒

平安時代、安芸守の平清盛が、上洛の途中に嵐に遭い今にも舟が転覆しそうになったらしい。 平清盛は、手を洗い、口をすすぎ、一心に観音様にお祈りをしたところ、風が止み、天が晴れ、衆人蘇生の思いをしたらしい。 その後、この地に草庵を建て、行基作の十一面観世音を安置したのがこのお寺の始まりらしい。 石垣は、豊臣秀吉の四国征伐の際の前線基地として、加藤清正が築いたものらしい。

■参拝日

2012年8月13日

■日記

本日は母の田舎にやってきました!なぜかって?親戚達が結婚祝いの会を開いてくれるからだ! 私が思うに、結婚祝いというのはただの口実で、ただ嫁さんの顔を見てみたいだけなのではないか…そんなヒネくれた考えは外面だけで、 内心はメッチャ糞うれしかったんです!心の中では号泣だったんですよ、本当はっ! 爺ちゃん、死んだ婆ちゃん、母ちゃんの兄弟姉妹、イトコ達、そして妹、オジちゃんオバちゃん、素敵な会を設けてくれてみんなありがとう! みんな、アイラブユー!そんなこんなで、お祝いの会も佳境にさしかかり、皆さん散り散りに。きた、きたぞー、楽しみにしてた時間が! そう、恒例の御手洗の旅、スタート!ってか、いつから恒例になったのか?2年前の法事の後も妹&イトコ達と御手洗の旅をした。 そん時は不覚にもカメラを持ち歩いておらず、HP活動ができなかったんだけど、今回はばっちりカメラを持ち歩き、ばっちりバッテリーも満タン。 そんな事より、この素晴らしき御手洗地区を嫁さんに見てもらいたかった。嫁さんと御手洗を歩きたかったのだ!おっと、いかん、ノロけてしまった。 そんなこんなで、ほぼ2年前と同じルートで旅してきました!まずは住吉神社を参拝し、その後、大東寺を参拝し、そして満舟寺に到着! この満舟寺の石垣は、なんと築城名人・加藤清正が作ったというっ! どうやら、豊臣秀吉の四国征伐の際に、前線基地として築かれた石垣のようです!あと平清盛のゆかりの地でもあるらしいです。 スゲーじゃん!ご本尊さんは、行基作の十一面観世音さんで秘仏らしいです。 そういえば先日、広島のローカル番組で、この御手洗の特集をやってました。リポーターが御手洗をブラブラと散策するという番組でした。 そしてリポーターが満舟寺に立ち寄り、島の観光協会のお爺さんに秘仏のご開帳をお願いすると、あっさりとご開帳されました! 33年に1度ご開帳される秘仏がレポーターの一声でご開帳!!!前回ご開帳してからまだ7年しか経ってないのにっ!!! 突然過ぎるご開帳に仏像さんもさぞかしビックリしただろうね!ちなみに御手洗と書いて『みたらい』と読みます!『おてあらい』じゃない。 この御手洗はその昔、風待ちの島として多いに繁栄した町で、菅原道真、平清盛、坂本龍馬、井伊直弼、 その他モロモロ、超ビッグネームゆかりの地という、脳汁垂れ流しの夢の町!そんなこんなで、また皆で歩きたいと思った今日この頃。

■公式ホームページ

見たらいい町・御手洗 呉市豊町観光協会 >>

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■境内入口■


到着!

■石垣■


豊臣秀吉の
四国征伐の際の前線基地として
加藤清正が築いたもの

■石垣■


戦国時代の城の特徴である
『乱れ築き』の立派な石組みで
造られてるらしい

■鐘楼■


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■本堂■


行基作の
十一面観世音さんが
安置されてます

■本堂■


半円の石階段がオシャレ

■本堂■


扁額は琉球使節の筆

■本堂■


秘仏の十一面観世音さん
~画像はテレビ番組より~

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何のお堂だったか
忘れました!

■栗田樗堂の墓■


墓地に入った途端
頭痛がしたので写真はなし!

■境内の風景■


足長少年ボウイ

ひと足のばして
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■御手洗の風景■


御手洗と書いて
『みたらい』と読みます
大崎下島の港町で
江戸時代以降、潮待ち・風待ちの
港町として賑わったらしい
現在も江戸後期から昭和初期の
建物が数多く残ることから
1994年に重要伝統的建造物群
保存地区として選定された町

■千砂子波止と白灯籠■


白灯籠は高さ6m以上

■千砂子波止■


戯れる妹&イトコ達

■御手洗の風景■


テクテク歩くと

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■おちょろ船の工房■


■おちょろ船の工房■


おちょろ船とは
上陸できない下級船員のために
遊女たちを停泊中の船まで
運んだ船らしい

■おちょろ船の工房■


おちょろ船の模型作りに夢中

■おちょろ船の工房■


当時のおちょろ船の写真

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■若胡子屋跡■


江戸時代中期建立

■若胡子屋跡■


1724年、
広島藩より茶屋営業許可を受け
店を構えたらしい

■若胡子屋跡■


最盛時には
100人以上の遊女を抱え
西日本一の遊郭と
いわれていたらしい

■若胡子屋跡■


ここで
こんな事が行われてました

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■若胡子屋跡■


2階は女郎鉄漿事件あった場所

■若胡子屋跡■


女郎鉄漿事件とは
昔、とあるおいらんが
お歯黒がうまくつかないことに
腹を立てて、お歯黒を持ってきた
世話係の女性の口に
煮えたぎったお歯黒を流し込み
殺した事件
世話係は苦しみのあまり
手の平に血を吐き
その手形が壁に残っています

■若胡子屋跡■


座敷の天井には
当時、薩摩藩から持ち出し禁止
だった屋久杉を使用するなど
贅を尽くしています

■若胡子屋跡■


土塀には
薩摩から持ち帰った
桜島の溶岩石が
塗り込められています

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■常盤町通り■


江戸時代の雰囲気を残す家並みが
保存された通り

■常盤町通り■


ステキです

■御手洗の風景■


江戸時代に
タイムスリップできます

■金子邸■


長州軍と芸州軍が
討幕の為の御手洗条約を
結んだところ

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■乙女座■


1937年建立
当時の建築の粋を
集めて建てられたモダン劇場
昭和30年代まで
映画館として活躍

■新光時計店■


140年以上前から続く
日本で最も古いと言われている
時計屋

■新光時計店■


約2mの柱時計は
家を一軒売って購入した時計

■越智医院■


レトロでモダンでハイカラ

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■御手洗の風景■


現在
~画像はテレビ番組より~

■御手洗の風景■



~画像はテレビ番組より~

■御手洗の風景■


映画・ももへの手紙の
舞台にもなった

■御手洗の風景■


そいや前回もコレ飲んだなぁ