奈良県桜井市下
712年、妙楽寺(現・談山神社)の別院として、藤原鎌足の長男・定慧が創建したお寺らしい。 天平彫刻の傑作といわれる国宝・十一面観音立像は、もともと大神神社の神宮寺・大御輪寺の本尊だったが、 1868年、神仏分離令による廃仏毀釈の際、聖林寺に移されたらしい。
2009年5月4日/2019年1月20日
2009年5月4日
大和盆地が望める高台に、ひっそりとたたずんでおります、聖林寺に到着!
日暮れとともに終わっていく2泊3日のザ・奈良の旅。
談山神社の帰り道にフラっと立ち寄ったお寺です。
宝物殿に安置された国宝・十一面観音さんとご対面した瞬間、全身の肌が鳥になりゾワゾワと身震いしてしまいました。
このゾワゾワ感が仏像拝観で1番好きな瞬間です。
宝物殿には単眼鏡で十一面観音さんを観察している若い女性がいました。
風の噂で、現在、密かな仏像ブームっちゅう事を聞いたんだけど、このお寺に限らずどのお寺でも若い女性をたくさん見かけました。
そんなこんなで、今回の旅で密かな仏像ブームを身を持って実感した次第であります。
国宝・十一面観音さんの美しさに酔いしれながら、刻一刻と訪れる日暮れの時間。
嗚呼、宝物殿から出たくない。
2019年1月20日
本日はお得意の無計画旅。無性に東洋のビーナスにお会いしたくなったので、約9年半ぶりに聖林寺を参拝。
9年半前、宝物殿でお会いした単眼鏡を持った女性。
あの時は単眼鏡というアイテムの存在を知らなかった為、仏像さんと同じくらい女性の単眼鏡に興味を示してました。
現在、私も単眼鏡は寺社巡りの必須アイテム。あの時の女性のように単眼鏡で見仏してます。はい、あの時の女性に影響されました!
そんな事より、日本に7体しかない国宝の十一面観音像。7体のうち6体を見仏してきましたが、やはりこの方の指先の美しさは群を抜いている。
指先だけで30分は眺めてられる。そう、指先ひとつでダウンさ。感動の秘孔を突かれまくりました。
● 2009年5月4日 の参拝
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
■山門■
|
■山門■
|
■鐘楼■
|
■本堂■
|
![]() |
![]() |
![]() |
|
■本堂■
|
■境内の風景■
|
■石垣■
|
● 2019年1月20日 の参拝
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
■山門と鐘楼■
|
■境内の風景■
|
■境内の風景■
|
■宝物殿■
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
■絵馬①■
|
■絵馬②■
|
■石造・地蔵菩薩坐像■
|
■十一面観音立像■
|