広島県広島市西区庚午中
広島新四国八十八ヶ所霊場 第10番
大正時代初期、宮島・大聖院の恵光大和尚の弟子・田川栄真師は、弥山に籠り修業僧として厳しい修業を続けていたらしい。 ある日、三鬼大権現から『広島城付近の聖地に修練道場を開き衆生を済渡せよ』とお告げを受け、 現・広島市西区中広に礼拝所を設け、自らの修業と共に信徒の教化に努めたらしい。 毎月数回の弥山参籠は、回を重ねるごとにその数を増し、昭和時代初期には数百を数えるに至ったらしい。 戦時中、登山禁止により弥山への団参は中断され、1945年には原子爆弾の投下で被災した事により、一時可部に移って活動をしていたらしい。 1952年、現在地に弥山三鬼大権現田川支部を設立し、宗教法人・眞光院の認可を受けたらしい。 現在は大聖院・西広島別院として多くの信者から尊信を受け、通称・広島の三鬼さんとして親しまれているらしい。
2019年6月16日
本日は車の点検日。点検が終わるまでの間、近場をフラっと寺社巡り。隙あらば寺社巡り。 そんなこんなで、庚午神社で参拝後、広島新四国八十八ヶ所霊場・第10番札所であります、真光院に到着。 広島新四国あるある、家風のお寺でした。 このお寺は宮島の弥山・三鬼堂の広島西分院とのこと。って事で、本堂内には烏天狗と大天狗のお面が掲げられてました。 そういえば以前参拝した松笠観音寺・奥の院にも三鬼堂跡があったなぁ。 よく考えたら、三鬼堂関係のお寺って、ここと松笠観音寺しか出会ってないような。 もしかしたら、広島ならではの信仰なのかなぁ。とか思いつつ車屋さんに戻りました。
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■庚午の町並み■
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■境内入口■
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■境内入口■
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■境内入口■
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■参道■
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■本堂■
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■本堂■
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■本堂■
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■地蔵堂■
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■地蔵堂■
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■石仏①■
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■石仏②■
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